5月病に気をつけて
5月病
新年度がスタートして1週間が経ちました。
新入生の方や転職とかで新たな職場でスタートを切った方々、いかがですか?
友達はできましたか?
やっていけそうですか?
桜が散り、気温が上がっていきますよね。
こんな時期になると、あれが頭をもたげてきます。
「5月病」です。
5月病とは、新年度が始まってから数週間が経った5月頃に、体調不良ややる気の低下、ストレスを感じる傾向があるようです。
この現象は、日本独特のものであって、特に新入社員や学生に多く見られますようです。
では、5月病になる原因は何なのでしょうか。
うちの会社の産業医の先生と話していたことを思い出しましたので書いてみました。
いくつかの要因
冒頭に書きましたが、4月は新しい環境でのスタートを切る季節です。
人はそれに適応するために体や心が緊張状態にあるため、5月になるとその緊張が解け、体調不良が現れるというものがあります。
また、4月には入社式や入学式、人事異動や転職があり、緊張感や期待感が高まります。
そして5月になるとその緊張感が薄れ、現実とのギャップを感じることでストレスがたまりやすくなるという見方もあるらしいです。
また、新しい職場や学校での人間関係や仕事量、役割などによってもストレスがたまりやすくなるんです。
新しい環境に適応するために、4月は一生懸命頑張っていたが、5月になって落ち着くと、そのストレスが一気に出てしまうんですね。
さらに、社会人になると、新入社員は4月から研修が始まり、5月から本格的な業務に入ることが多いため、業務内容についての理解が浅い状態で、ストレスがたまってしまうこともあるようです。
5月は日照時間が長くなり、気温も上がってくる季節ですが、その反面、花粉症や熱中症、インフルエンザなど、季節の変わり目で体調を崩しやすくなる要因もあるため意外にも5月病になりやすいとのこと。
このように5月病になる原因は複数ありますが、新しい環境に適応するためのストレスや、季節の変わり目による体調不良が一因として挙げられます。
予防方法
予防方法はないのでしょうか。
5月病を予防するためには、ストレスをためないように、十分な休息と運動をとること、また、自分のペースで業務や学業を進めていくことも大切です。
職場や学校での人間関係を大切にし、コミュニケーションをとることでストレスを軽減することもできます。
さらに、健康管理にも気を配る必要ですね。
5月は気温が上がるため、熱中症にかかる可能性があります。
花粉症やインフルエンザなどの病気にもかかりやすい季節です。
かかってしまったら
5月病にかかってしまった場合は、まずは自分自身に対して優しく接することが大切です。
ストレスを感じたら、自分自身に適したリフレッシュ方法を見つけることも重要です。
散歩をする、おいしいものを食べる、趣味に没頭するなど、自分自身に合った方法で気分転換することができます。
5月病は一時的なものであり、多くの人が経験する現象です。
しかし、ストレスが長期間続くと、うつ病や不安障害など、深刻な精神疾患につながる可能性があるため、早めの対処が必要です。
5月病にならないためにも、適切なストレス管理と健康管理を心がけることが大切ですよね。
がんばっていきましょう。
みなさんの参考になればうれしいです。