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計画的偶発性理論って知ってます?

私のメモから

56歳で長く会社員をしていますと、いろいろなセミナーや会議でタメになる話や挨拶を聞く機会があります。

 

私は結構メモを取る方なんです。

 

メモしていると後々見返すことができて復習にもなりますし、居眠り防止にもなりますしね(笑)。

 

大学ノートであったり、手帳であったりと書き連ねたノートは10冊を軽く超えています。

 

そんなノート(比較的新しいやつ)を見返す機会があり、目に留まったメモがあったので紹介いたします。

 

 

 

計画的偶発性理論

数年前の管理者講習で聞いた話です。

 

私の独自論ではありませんが、キャリアアップに繋げるための一つの手法として紹介されました。

 

「計画的偶発性理論」は、スタンフォード大学のクランボルツが1999年に発表したキャリア理論で、「個人のキャリアは、8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される」というものです。

 

クランボルツらが米国の一般的な社会人を対象に行った調査によると、「18歳のときになりたいと考えていた職業に、現在就いている人」の割合は全体のわずか2%にすぎなかったというのです 。

 

また、社会的成功を収めた数百人のビジネスパーソンについて、クランボルツが そのキャリアを分析したところ、約8割の人が「自分の現在のキャリアは予期せぬ偶然によるものだ」と答えたということです。

 

「計画的偶発性理論」はこうした研究データに基づいて構築されました。

 

 

「夢を諦めよう」という理論では決してない

この理論は「夢は叶わない」と諭すものではないということを忘れてはいけません。

 

「自分は将来、絶対こうなる」という目標に固執して、可能性を狭めてしまうのではないんです。

 

「キャリアは偶然に左右されるもの」と割り切り、なるべく良い偶然を引き寄せ、「人生やキャリアを充実させよう」、「また夢を叶えよう」という理論です。

 

では「良い偶然を引き寄せる」コツは何なのでしょうか。

 

次の5つの行動指針を掲げています。

 

①好奇心 絶えず学習機会を模索し続ける(読書・外出等で色々な経験を)

 

②持続性 失敗に屈せず努力し続ける

 

③楽観性 新たな機会をポジティブに考える(「なんとかなる!」の気持ち)

 

④柔軟性 こだわりを捨て、態度・行動を変える

 

⑤冒険心 結果が不確実でも行動 する

     (バッターは「打席に立つから」 HR を打てる!)

 

 

偶然を活かしてステップアップしよう

この記事を読まれている方の中には、4月からのキャリアが(これまで・これからのキャリアにおいても)想定と違い、「驚いている」、「悩んでいる」という方もおられるかもしれません。

 

その時に、この理論が、「予期しないことが起きるのが普通」、「偶然を最大限に活用し楽しもう」と、前向きに現状を受け止めるきっかけになれば嬉しいです。

 

良い偶然を引き寄せるための行動を起こしていきましょう!

 

 

終わりに

いかがですか?

 

参考になりますか?

 

私はこの話を聞き、メモをしながら今のこの立場の偶然に感謝しています。

 

これから新たなキャリアを積もうとしている人、キャリアをステップアップしている人なども、思いっきりワクワクしていただいて結構ですよ。

 

まだまだ出会う偶然は半端ないほどの機会があるでしょうからね。

 

みなさんのご幸運とご健勝を祈念いたします。

 

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